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H.S.Shin*; J.H.Lee*; E.J.Hwang*; J.S.Shon*; G.N.Kim*; 松橋 信平; 久米 民和
Radiation Physics and Chemistry, 53(5), p.571 - 575, 1998/00
被引用回数:0 パーセンタイル:0.01(Chemistry, Physical)サトウキビ絞り粕バガスの有効利用に関して、照射とキノコ菌処理に対するゴム廃棄物(natural rubber serum powder, NRSP)の効果について検討した。1%のNRSP添加ではわずかであったが、5%添加でタンパク含有が著しく増加した。ろ過時間は5%のNRSP添加で著しく増加したが、液体発酵後の照射処理により著しく減少した。固体発酵における粗繊維含量の悪化は、照射により2.23%から4.45%に、P.sajor-cajuにより0.38%から3.86%に減少し、NRSP添加の効果が認められた。
M.A.Malek*; N.A.Chowdhury*; 松橋 信平; 橋本 昭司; 久米 民和
Mycoscience, 35, p.95 - 98, 1994/00
セルロース廃棄物の有効利用を目的として、バガス及び稲わらの放射線と発酵処理について検討した。これらの試料の微生物汚染は著しく、稲わらからは放射線抵抗性の赤色の細菌も検出された。糸状菌の殺菌は10kGyの照射で十分であったが、滅菌のためには30kGyの照射が必要であった。米ぬかを3%添加し、水分含量を65%として調製した滅菌[30kGy照射]培地を用いて、糸状菌による発酵試験を1ヶ月間行った。用いた8種類の糸状菌はいずれも良く生育し、特にFavolus,Arcularius,Hericium,erinaceum,Ganodermo,lucidum及びCoprimes cinereusによる分解が著しかった。
N.A.Chowdhury*; 松橋 信平; 橋本 昭司; 久米 民和
JAERI-M 93-074, 40 Pages, 1993/03
照射と他の処理法との組合せによるセルロース質廃棄物の酵素消化性について検討した。サトウキビバガス及び稲わらの粗繊維(CF)、酸溶媒不溶繊維(ADF)、中性溶媒不溶繊維(NDF)の量は、各種処理法により変化した。各種処理法の中で、アルカリ処理が酵素による繊維の加水分解に最も効果的であった。照射とアルカリその他の組合せ処理により、分解性はさらに向上した。脱気水ではアルカリ処理とほぼ同様の促進効果が認められた。オゾンでは増大効果は認められず、むしろ阻害された。バガス中のADF及びADL(酸溶媒処理リグニン)量は、Coriolus versicolorによる発酵処理で著しく減少した。この分解性の増大は、走査型電子顕微鏡観察でも認められた。
伊藤 均; M.R.Awang*; 久米 民和; 石垣 功
日本食品工業学会誌, 36(8), p.643 - 646, 1989/08
バガスに無機窒素源等の培養液を添加し、10kGy、のガンマ線で殺菌後、セルロース分解糸状菌類による家畜用飼料としての粗繊維分解性を比較した。アルカリ無処理バガスの場合はPleurotus ostreatusやCoprinus cinereus Verticilliumなどの糸状菌により、1ケ月培養で粗繊維の25~40%が分解された。
伊藤 均; 石垣 功
食品照射, 22(2), p.8 - 11, 1987/11
サトウキビ廃棄物バガスを放射線殺菌して、微生物分解により飼料などに有効利用するための条件について検討した。バカスは各種無機窒素源を添加してから固体培養基として放射線殺菌し、シメジ、シイタケ、ネナガヒトヨタケなどのキノコ類や黒コウジ菌、トリコデルマ菌などのカビ類を接種して約1ケ月培養後の粗繊維分解率を比較した。キノコ類の多くはアルカリ処理しなくとも粗繊維を25~34%も分解したのに対し、セルロース分解性のカビ類は10%しか分解できなかった。一方、1%カセイソーダ処理を行うとカビ類でも粗繊維分解率が向上し29~47%になった。10kGyの照射は加熱殺菌と比べ粗繊維分解を促進しなかったが30kGyでは若干促進効果が認められた。
熊倉 稔; 嘉悦 勲
Biomass, 3, p.199 - 208, 1983/00
被引用回数:35 パーセンタイル:93.98(Agronomy)バガスの酵素および酸加水分解反応における放射線前処理の効果を研究した。放射線前処理は乾燥した試料を電子線加速器を使用し照射した。放射線量は1Mradから100Mradまで変えて照射による試料の機械的強度の変化を一定粒度の粒子を粉砕によって得るのに要する時間および粉体収率の測定によって評価した。機械的強度は約10Mradから低下し50Mradにおいては著しく低下することがわかった。また照射のみによって水に可溶化成分も増大することが明らかになった。照射による酵素加水分解の効果については照射線量の増大により糖収率も増大し加水分解が促進されることがわかった。塩酸を用いた酸加水分解においては短時間に反応が進行し、180Cにおいては15分で反応が完了することまた、それ以後糖の分解が生じ糖収率の低下を生じた。加水分解においては酵素よりも酸を使用した場合の方が照射効果が大きいことが明らかになった。